2月中旬に家族で友達家族と一緒にキャンプに行ってきました。
初体験や初おろしが多めで不安先行のキャンプだったので、その様子を書きたいと思います。
サーカスTC BIGで使える暖房器具を探している、パセコのストーブが気になるけど性能が分からない、そんな風に悩んでいる方はぜひ最後までご覧ください!きっと参考にしていただけると思います♪

今回のキャンプに行く前に、いくつか不安に思っていたことを挙げてみます。
- 初めて使用する石油ストーブ「パセコJKH-1」で、広くて高さのある「サーカスTC BIG+」がしっかり暖まるのか。
- 初めての石油ストーブ使用、一酸化炭素中毒のリスクをしっかり対策できるのか。
- 初めて購入したコットで、快適な睡眠を確保できるのか。
心配性の自分としては、キャンプ準備に関しても色々と気になることがありました。もし火力が足りなかった時のために、衣服を多めに持っていく必要があります。車にはブランケットも多めに積んでおこう…。
一酸化炭素チェッカーを購入したものの、お酒を飲みすぎてしまう自分がしっかりチェックできるか心配。目覚ましを1時間おきにセットして、こまめに確認しよう。周りのキャンパーに迷惑をかけないように、アップルウォッチで無音のタイマーをセット。そうなると、充電が2泊分もたないから、充電器も持って行かないと。
コットだけだと底冷えして寝心地が悪くなるかもしれないので、インフレーターマットも持っていこう。それに加えて、アルミシートも積んでおこう。
結果として、荷物はかなりパンパンになりました…。


我が家は60系のハリアーに乗っていますが、お世辞にも積載量が多いわけではありません。それでも、限られた積載スペースを活かしたキャンプギアの積載方法については、また別の機会にご紹介したいと思います。
それでは、実際にキャンプを楽しめたのかどうか、ぜひ最後までお読みください。この冬のキャンプ情報は今後参考にはならないかもしれませんが、来年のキャンプに役立ててもらえたら嬉しいです♪
まずは今回初おろしの道具の紹介から♪
PASEKO(パセコ)石油ストーブ「JKH-1」

昨シーズンはコスパの良さから手に入りにくかった「パセコJKH-1」ですが、今シーズンは普通に購入できました♪ 我が家はコスパを重視したというより、見た目の好みで選んだ結果、コスパが良いストーブを見つけたという感じです。購入先はキャンプ用品店でした。
我が家がこのストーブに魅力を感じたポイントは以下の通りです:
- 見た目(形状や、特にタンカラーの色味が気に入りました)
- 出力3.0kWh(某比較対象と同じ)
- タンク容量5.3ℓ(公式には燃焼時間18時間、YouTuberの検証で15時間)
- 重量5.3kg(某比較対象より1kgちょっと軽い)
これらのポイントが魅力的でしたが、出力やタンク容量、重量に関係なく、最終的には見た目だけで決めていたかもしれません。
ストーブ周辺のアイテム

続いて、ストーブを使用するために必要だと思って購入した物をご紹介します。
リフレクター(反射板)

このストーブ用リフレクターを購入した理由は、前面への熱量がアップし、テント内で背面のテント生地が熱くならないことが大きなポイントでした。調べてみると、自作もできるようですが、せっかくならジャストフィットする純正品を選んだ方が安心だと思い、純正のリフレクターを購入しました。
ストーブファン

電源いらずで動いて、テント内に暖かい空気の流れを作ってくれるからと購入。首振りタイプもありましたが、価格と相談して首振らないタイプを選びました。
灯油タンク

妻はストーブを満タンにして積めばタンクは5ℓで足りると言いましたが、心配性の自分は購入時のスタッフさんの「車に積む時は燃料は三分の一ぐらいにしてください。漏れたらいけないので。」という言葉が忘れられず、10ℓの方を購入。
ちなみに、1時間半高速、10分下道、5分荒れていてよく揺れる未舗装の道、を走りましたが、三分の一まで灯油を入れたストーブからの灯油漏れはありませんでした。
一酸化炭素チェッカー

心配性の自分は一酸化炭素チェッカー選びが一番悩みました。ググったり、Amazonのレビュー、Youtube、色々調べてなかなか答えが出ない時に見つけた神動画がこちら。
自分が購入したチェッカー以外にも色々なチェッカーを検証してくれています。正直、ブログか何かを参考にして第一候補になっていたチェッカーはこの方の検証では全くダメダメでした。失敗がお金だけではすまないアイテムだったので、とても感謝です。
ただ、あくまでも自分個人の感想なので、チェッカーの選定はご自身にて納得がいくまで熟考してくださいね!
ワークマン 燃え広がりにくいアルミコット

実は前々から気になっていたことがありました。夏キャンプの撤収時、サウナのように暑くなるインナーの中で、インフレーターマットを丸めて体重をかけて空気を抜く作業が本当に大変だと思っていたんです。しかも、うちの場合は4枚分ですから…。そこで、ストーブを購入した勢いで、つい財布の紐が緩み、ワークマンのコットの入荷通知に登録しました。
数日後、幸運にも欲しかったブラウンの入荷通知が!即購入しました♪
キャンプ前に感じていた不安点について、実際どうだったのか
結論から言いますと、
サーカスTC BIG+のテント内は、パセコのJKH-1ストーブでしっかりと暖まりました!
一酸化炭素中毒の心配も全く問題なく、安全に使用できました!
コットの寝心地は最高で、快適に眠ることができました!
幕内レイアウトと寝床の紹介
今回のキャンプは2泊、3日とも雨は降らず、最高気温11度、最低気温2度ぐらいでした。
まずは幕内の寝床の様子からご紹介します。
(すみません、ブログに載せるつもりがなく、自己満足から撮った写真ばかりなので、分かりにくいかもしれません。)

今回はインナーテントは張らずグランドシートだけ敷きました。
その上にコットを並べて、コットの上にペラペラのアルミシートを敷いて、その上にコールマンの寝袋を置いて中にキャプテンスタッグのフリースシュラフを入れて二重に。インフレーターマットも積んでいましたが、とりあえず初日は無しで寝てみることに。子供達は寝袋の上から毛布もかけて、妻と子供達の足元には湯たんぽを置きます(低温やけどが心配なので、我が家では寝袋の中に入れず湯たんぽの上に寝袋を被せる形で使用しています)
コットを4つ並べるともっと窮屈になるかと思っていたんですが、間を歩けるぐらい余裕があったのに驚きました。さすがBIG。リュックなども余ったスペースに置くことができました♪さすがBIG。
ちなみに使った寝袋と湯たんぽはこちらです。
コールマン(Coleman) 寝袋 パフォーマーIII C10 使用可能温度10度 封筒型

キャプテンスタッグ(CAPTAIN STAG) フリースクッションシュラフ

見ての通りですが、決して冬用の寝袋ではありません。
我が家のキャンプデビューは5月だったので、最初に買った寝袋を何年もずっと使っています。
キャプテンスタッグのやつは冬キャン用に買った物で、二重にすればホットカーペットがあれば十分暖かく寝れるようです。ホットカーペットの面積が三人分しかなく、自分ははみ出た場所で寝るので1月とかだと寒くて目が覚める時があります。
マルカ NEW じょうごの要らない湯たんぽ 2.2L 袋付

寒さを感じた初日の夜
それでは実際にストーブに点火してみて、一晩寝てみて、どうだったのかを書いていきます。

ストーブをつけて閉めきれば10分もしないうちに幕内はポカポカ♪
広さと高さに対して火力が足りるのか心配でしたが、全くの杞憂でした!
夕食後に子供達がうちの幕内に集まって映画鑑賞をしてましたがめちゃくちゃ喜んでました♪
リフレクターも本当に買って良かったです♪
正面の熱量が全然変わるし、背面の熱を考えずに置けるのもとても楽でした。幕内のレイアウト的にも全方向に熱が伝わるよりも片側に集めた方が効率が良さそうです。

ストーブファンも上に乗せるだけで手間がかからないし、上に上がってしまう熱気を前に流してくれるので、あるのとないのでは全然違いました♪使用温度範囲があるみたいで、温度計も付属していましたが気にせず朝まで置きぱなしにしましたが特に問題は無さそうでした。
余談ですが、子供達寝が寝た後、サーカスTC BIG+の土間部分に大人四人が集まって飲んでましたが、大きなテーブルは無理ですがお酒を飲むぐらいなら余裕で過ごせました♪さすがBIG。
そして心配で心配でしょうがなかった一酸化炭素中毒の対策について。。。
頂上のベンチレーションを写真の状態まで開けて、サイドにある三角のベンチレーションを1か所、3分の1ぐらい開けて寝ました。
心配性の自分はアップルウォッチで1時間おきに目覚ましをかけてチェッカーをチェック。一晩通してCOの数値はずっと0でした。
ですが、サイドのベンチレーションを開けている場所は自分の足元で、ずっと寒さを感じながら寝ていました。4時半には灯油が切れて火が消え、幕内は鬼の寒さに・・・。妻も目覚めて、一緒に給油し再点火。ストーブのありがたみを痛感した一コマでした。自分は空気の通り道に寝ていたので寒かったですが、妻と子供達は灯油が切れるまでは寒さは感じていなかったそうなので良かったです♪

給油についてですが、ヒューナースドルフのタンクは形も色も好みで買ったのですが、レビュー通り給油の際に漏れます。そしてパセコの給油口にはノズルが入らないのでロートがいります。自分はダイソーで買いました。ペーパーを漏れてくるノズルの根本にあてながら給油しないといけないこと、給油後にノズルの両端にペーパーを詰めないと垂れてくること、この二点はちょっと手間に感じましたが、レビューで知った上で買ったので許容範囲です。
泥のように熟睡できた二日目の夜

初日の失敗を活かして、子供たちの映画鑑賞会が終わった後に満タンまで給油。
ベンチレーションは少し分かりにくいですが頂上を写真ぐらい開けるだけにして側面はフルクローズで寝ました。COは初日の夜にずっと0だったので二日目の夜は安心してアップルウォッチの目覚ましは2時間おきに変更♪そう、それでも心配性は目覚ましをかけるんです。
結果、超快適♪
目覚ましでは起きるものの、ノンストレスの幕内環境でした♪
寝る前に火力を落としていたので、マックスでつけていたら暑かったかもしれないぐらいです。
冬キャンプでは夜中トイレに行きたくなると寝袋から出るのが億劫でしたが、幕内全体が暖かいのでそれもストレスフリー♪体が暖まっているので上着を着ずにパッとトイレに行けます♪そして戻ってきたら幕内に入るだけでもう暖かい♪最高すぎました。
トイレに行ったのが3時半頃で、その時のCOの数値は0!

この時はCOしか見ていませんでしたが、幕内は17度もあったみたいです。
そりゃ快適ですよね♪
ちなみにこのチェッカー、キャンプ前に車の排気ガスで動作チェックもしましたが、きっちり反応してピーピー鳴っていました。事前の動作チェック、重要みたいなのでチェッカーを買われる方はお忘れなく。
コットの寝心地は?
結論、こちらも最高でした♪
多くのyoutuberが褒めているだけあって、寝返りの時の音も気にならない、体も痛くならない、安定感がある、、、コスパ最高です!
インフレーターマットも結局使うことはありませんでした。
これから間違いなくマットではなくコットがメインになります。
妻も子供達も大満足でした。
結露も全く無し!
嬉しいことに、二晩とも全く結露はありませんでした♪
ダイソーの超吸収スポンジ、買って行ったのに・・・。
ただ、2月で乾燥していたことも理由になっていると思うので、まだなんとも言えません。
史上最高の冬キャンプになりました!!
正直、本当に不安が先行したキャンプでしたが、不安とのギャップもあって本当に最高の二泊三日になりました♪これで電源がないサイトでも冬キャンプができる!夏キャンプの撤収でマットの空気を抜かなくて済む!夏キャンプなら寝袋無しのブランケットだけでいける!一気に幅が広がったように感じます♪
サーカスTC BIG+とパセコの灯油ストーブJKH-1というかなり需要の狭い情報ですが、どなたかの参考になればと思います!
最後までご覧いただきありがとうございます♪
次回は我が家の60系ハリアーの積載事情について書こうと思っています!
それではまた♪






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