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「ドラゴンボールZ」の劇場版の中でも圧倒的な人気を誇るのが、伝説の超サイヤ人ブロリーが登場するブロリー三部作です。1993年の『燃えつきろ!!熱戦・烈戦・超激戦』から始まり、1994年の『危険なふたり!超戦士はねむれない』、同年公開の『超戦士撃破!!勝つのはオレだ』まで、わずか2年の間に3作品が公開されました。
この記事では、それぞれの作品を振り返りながらブロリー三部作の違いと魅力を徹底比較します。
ブロリー三部作とは?
ブロリー三部作とは、劇場版ドラゴンボールZに登場する「伝説の超サイヤ人ブロリー」をメインに描いた映画3本を指します。公開順は以下の通りです。
- 『燃えつきろ!!熱戦・烈戦・超激戦』(1993年)
- 『危険なふたり!超戦士はねむれない』(1994年)
- 『超戦士撃破!!勝つのはオレだ』(1994年)
3作品は直接的なストーリーのつながりはなく、それぞれ独立した物語ですが、ブロリーというキャラクターの設定が軸になっており、ファンの間では「ブロリー三部作」と呼ばれています。

第1作目「燃えつきろ!!熱戦・烈戦・超激戦」(1993年)
- 敵キャラ:伝説の超サイヤ人ブロリー
- 主な登場キャラ:悟空、ベジータ、悟飯、ピッコロ
悟空たちが惑星ベジータの生き残りであるブロリーと対決する物語。ブロリーは幼少期から秘めていた膨大な戦闘力を解放し、悟空たちを圧倒します。超サイヤ人で挑んでも歯が立たず、総力戦の末にやっと勝利する展開は迫力満点。
👉 ファンの間では「劇場版ドラゴンボール最高傑作」との声も多く、圧倒的な強さと恐怖を体現したブロリーの初登場作として特に人気です。
第2作目「危険なふたり!超戦士はねむれない」(1994年)
- 敵キャラ:復活ブロリー
- 主な登場キャラ:悟飯、悟天、トランクス(悟空は精神世界で登場)
地球に落ち延びていたブロリーが再び復活し、悟飯たちと激突。悟空不在の中、悟飯が中心となって戦う「次世代Z戦士」の物語です。悟天とトランクスの子供コンビも加わり、少年たちの奮闘が描かれます。
👉 1作目と比べると「悟飯世代の戦い」という色合いが強く、ファンからは賛否両論。とはいえ、ブロリーの執念深い強さと悟飯の活躍は見どころです。
第3作目「超戦士撃破!!勝つのはオレだ」(1994年)
- 敵キャラ:バイオブロリー
- 主な登場キャラ:悟天、トランクス、18号
科学者によってクローン化された「バイオブロリー」と悟天・トランクスが戦う異色の作品。外見は泥状の怪物となり、従来のブロリーとは大きく異なります。
👉 「本物のブロリーではない」という点から評価は分かれるものの、子供たちの活躍や異質な設定で話題性は高い作品です。
三部作の比較ポイント
ブロリーのキャラクター性の変化
- 1作目:圧倒的な戦闘力を誇る恐怖の存在
- 2作目:怨念を抱え、執念深く悟飯に挑む復活戦士
- 3作目:科学の産物として生まれたバイオブロリー
同じ「ブロリー」でも、作品ごとに描かれ方が大きく変化しています。
主役交代とZ戦士の活躍
- 1作目は悟空中心
- 2作目は悟飯中心
- 3作目は悟天&トランクス中心
悟空から次世代への「主役交代」が意識された構成も見どころです。
戦闘演出と映像の迫力
- 1作目はシリーズ屈指の総力戦
- 2作目は悟飯の奮闘が際立つ
- 3作目は戦闘シーンが短めだが独特の演出

『ドラゴンボール超 ブロリー』との違い
2018年に公開された『ドラゴンボール超 ブロリー』では、ブロリーが新設定で再登場しました。旧三部作のような「破壊の象徴」ではなく、環境に翻弄された悲劇的なキャラクターとして描かれています。
👉 性格付けが刷新されたことで、ファンからは「旧ブロリーより共感できる」との声も多く、興行収入はシリーズ最高を記録。旧三部作と新ブロリーの比較は、ドラゴンボール映画を語るうえで欠かせないポイントです。
ブロリー三部作が人気の理由
- 圧倒的な強さとインパクト
- Z戦士たちの総力戦が楽しめる
- 1作目の完成度が高く、シリーズ最高傑作との声が多い
- その後の『ドラゴンボール超 ブロリー』にもつながる存在感
ブロリーは「敵キャラ人気ランキング」でも常に上位を占める存在。三部作の強烈な印象が、今なお語り継がれる理由です。
まとめ
劇場版ドラゴンボールの「ブロリー三部作」は、それぞれ独立した物語ながらも、伝説の超サイヤ人という圧倒的存在感で観客を魅了しました。1作目はシリーズ屈指の人気作、2作目は悟飯中心の次世代の戦い、3作目は異色のクローン設定と、それぞれ異なる魅力があります。さらに2018年の『ドラゴンボール超 ブロリー』によって新たな解釈が加わり、ブロリーというキャラクターは今なお進化を続けています。
👉 「ドラゴンボール ブロリー 三部作」を一気に見直すと、それぞれの違いや時代ごとの演出が鮮明に感じられ、シリーズ全体の奥深さを改めて体感できるでしょう。
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