サーカスTC BIG+が控えめに言って最高すぎる理由10選

家族キャンプ用のテント選びで迷っている方へ。今回は、中学1年の娘と小学4年の息子を持つ4人家族の父親が実際に購入した、テンマクデザイン「サーカスTC BIG+」を選んだ理由と、使ってわかった満足ポイントを10個ご紹介します。
ファミリーキャンプに最適な大型テントを探している方や、サーカスTC BIG+の購入を検討している方は、ぜひ最後までご覧ください。実際の使用感を交えて、その魅力をたっぷりお伝えします!

張り姿がかっこいい!見た目に惚れるテント

やっぱり最初に惹かれたのは見た目のかっこよさです。
自分は昔から三角テントのシルエットが好きで、ソロキャンプ用に「コールマン エクスカーションティピーII 325」も愛用しています。どこか懐かしさを感じるクラシックな形がたまりません。

おしゃれキャンパーというわけではありませんが、キャンプギアはタン・サンド・カーキ・グリーンといった自然になじむ色で統一しています。そんな自分にとって、サーカスTC BIG+のナチュラルな色味とフォルムは理想的なデザインでした。

さらに、このテントは名前の通りTC(ポリコットン)素材を採用しており、見た目の質感や重厚感も抜群。張り姿が本当に美しく、キャンプ場で設営するたびに「やっぱり買ってよかった」と思えるほど満足しています。

設営が簡単!ファミリーでも一人でもラクに建てられる

ワンポールテントを使っている方なら誰もが口をそろえて言うと思いますが、設営が本当に簡単なんです。
テンマクデザインのサーカスTC BIG+も例外ではなく、慣れてしまえば一人でも余裕で設営できます。

我が家では購入前まで「コールマンのツールームテント」を使っていましたが、設営時間も撤収時間も大幅に短縮されました。風が強い日でも、先にペグを打ってからループを引っかけていく構造なので、風向きさえ意識すれば安全に一人設営が可能です。

以前、ツールームを強風の中で一人で張ろうとして突風にあおられ、ポールが曲がってしまったこともありました。ですが、サーカスTC BIG+ならそんな心配もほとんどなく、設営のストレスが圧倒的に減りました。

「設営が大変そう…」と不安なファミリーキャンパーにも、安心しておすすめできるテントです。

強風の中、一人で設営しようとした自分に責任があり、コールマンのポールには一切責任はありません。ポールは8000円で売っていますが、サーカスの事を気に入りすぎて、このテントの出番がないかもしれないので購入していません。

たくさんのベンチレーションとフルメッシュで夏も快適!

サーカスTC BIG+は通気性が抜群。
五角形のテント構造それぞれの面に三角形のベンチレーション(換気窓)があり、ファスナーを上から下に向けて開閉できる仕様。メッシュにもフルオープンにも切り替えできるため、季節や天候に応じて柔軟に使えます。

さらに、テント上部にも開閉式ベンチレーションを搭載。
内部からロープを引っ張るだけで換気量を調整でき、2本のロープで左右別々に開け閉めも可能です。慣れないうちは設営時のロープの取り回しに少し手間取るかもしれませんが、縦にも横にも風通しは抜群です。

インナーテントは付属していないので、インナーテントとグランドシートがセットになっている純正の「インナーセットハーフ」を一緒に購入して使用しています。インナーは全面メッシュ仕様で、真夏でも風が通り抜けてとても快適。側面下部はポリエステル素材で雨の侵入も防ぎます。テントのメッシュは白色なので、日中でも外から中が見えにくく、プライバシー性の高さも気に入っています。インナーの中からテントのベンチレーションの開閉ができるのも純正の良さです。また、グランドシートははみ出すとカッコ悪いので、こちらも純正を購入して良かったです。

また、TC(ポリコットン)生地はポリエステルよりも影が濃く出るため、日差しの強い夏場でもテント内が涼しく感じられます。
サーカスTC BIG+は通気性・遮光性・快適性を兼ね備えた夏キャンプにも最適なテントです。

広い!高い!大きい!

冒頭でも触れましたが、我が家は4人家族です。
テンマクデザインのサーカスTC BIG+は、インナーテントの中だけでも大人4人が余裕で寝られる広さがあります。
我が家では「コールマンのインフレーターマット」を4枚並べて使っていますが、それでもインナー内に荷物を置くスペースをしっかり確保できるほどの余裕があります。

ツールームテントを使っていた頃から、我が家はタープ下をリビングスペースにして、前室は荷物置きとして使うスタイルでした。
その流れでサーカスTC BIG+を使い始めましたが、インナーテントを張っても土間スペース(前室部分)がしっかり広く、荷物置き場に困りません。
大きめの収納ボックスやクーラーボックスを置いても動線が確保できるので、とても使いやすいです。

もっとも、これはあくまで「おしゃれキャンパーではない我が家の荷物量であれば」の話ですが(笑)。
それでも実用的な広さがある点は、サーカスTC BIG+の大きな魅力のひとつです。

自分は身長が高い方なので、テント内の高さがあるのは本当にありがたいポイントです。
中で屈まずに動けるのは快適そのもので、設営後のちょっとした作業や着替えのときもストレスがありません。

そして、サーカスTC BIG+はその大きさゆえの存在感も魅力。
キャンプ場でもひときわ目立つサイズ感で、張ったときのシルエットの美しさや堂々とした雰囲気が気に入っています。
「広い・高い・大きい」を実感できるテントです。

TC生地なので炎に強い!安心して焚き火が楽しめる

我が家はもともと、TC生地のタープの下で焚き火や炭火をガンガン楽しむスタイル。
その経験からも、テンマクデザインのサーカスTC BIG+に採用されているTC素材(ポリコットン)の難燃性には強い信頼を持っています。

正直、ポリエステル製のテントでも火の粉を気にせず使ってきましたが、やはりTC生地の安心感は段違い。
焚き火の火の粉が舞っても焦げ穴のリスクが少なく、家族で安心して焚き火時間を楽しめます。

さらにTC素材は耐久性にも優れているので、将来的に薪ストーブをインストールするなど、キャンプスタイルの幅を広げる可能性も十分。
「焚き火を思い切り楽しみたい」「冬キャンプにも挑戦したい」そんな方にもおすすめのテントです。

丈夫な10番コイルのトリプルファスナー仕様!

この記事の中でずっとサーカスTC BIG「+」と“プラス付き”で書いてきたのには理由があります。
実は、通常モデルの「サーカスTC BIG」との違いは、このファスナー構造だけなんです。

「+」モデルは丈夫な10番コイルのトリプルファスナー仕様になっており、
これによって薪ストーブの煙突を出す位置を自由に調整できるようになっています。

価格差はおよそ1万円ほどですが、後から「やっぱり+にしておけばよかった…」と後悔しないように、我が家では迷わず「+」を選びました。
(ちなみに、薪ストーブ自体はまだ持っていませんが…笑)
なぜ価格差で悩まなかった理由は次のポイントです。

コスパが良すぎる!

自分はこのテントを「欲しいな」と思い始めてから、数年後にようやく購入しました。
その間に価格は少し上がってしまいましたが、キャンプブームの影響もあり、これはもう時代の流れとして仕方ないところです。

それでもやっぱり、サーカスTC BIG+はコスパが抜群。
テント本体と純正インナーセットを合わせても、約10万円前後でそろいます。
この価格帯だからこそ、ファスナー仕様に惹かれて「+」モデルに1万円をプラスする決断も迷いませんでした。

通常モデルなら10万円を切る価格ですから、このクオリティと素材感でこの値段は本当に企業努力の賜物。
長く使えるテントだからこそ、コスパ面でも満足度は非常に高いです。

全面にスカートがついている

これまでのテント使用経験からスカートの重要性は強く感じています。

以前メインで使っていた「コールマン タフスクリーンツールームハウス」は、前室側にはスカートが付いていましたが、寝室側にはありませんでした。
そのため冬キャンプでは、ODグリーン(緑色のブルーシート)で自作したスカートを取り付けて防風対策をしていました。

この経験から、スカートの有無で風の吹き込み具合が大きく違うことを実感。
だからこそ、サーカスTC BIG+の全面スカート仕様は大きな安心ポイントです。
しかも、このスカート部分はペグダウンも可能なので、風が強い日や寒い時期でもしっかり固定できます。

余談ですが、ODグリーンといえば──
キャブヘイさんが物干し竿と合わせて5時間以上かけてワンポールテントを作っていたあの動画を思い出します(笑)。

シェルターとしても使える!

我が家はキャンプだけでなく、BBQや鍋を楽しむデイキャンプにもよく出かけます。
そんなときに活躍するのが、テンマクデザインのサーカスTC BIG+

タープとポールをセットで持って行くこともありますが、サーカスは張り綱を引かなくても5分ほどで設営可能
ちょっとしたデイキャンプやBBQなら、これ1つで十分すぎるほど便利です。

「設営が楽」「夏も快適」というこれまでのポイントにも通じますが、インナーを外してフル土間スタイルにすればシェルターとしても使えるのが魅力。
中にレジャーシートを1枚敷くだけで、着替えスペースや昼寝スペースとしても快適に使えます。

カスタマーサポートの対応が神レベル!

実は、サーカスTC BIG+を初めて設営したときに、初期不良かもしれないと思い込み、テンマクデザインへ問い合わせをしたことがあります。
今思えば完全に自分の勘違いで、結果的にご迷惑をおかけしてしまいました。

それでも、対応は本当に早くて丁寧。
往復の送料もすべてテンマクデザイン側で負担してくださり、終始こちらが恐縮してしまうほどでした。

結果的には何も問題がなかったのですが、もし本当に初期不良だったとしても、間違いなく満足できる神対応だったと思います。
ユーザーに寄り添う姿勢が伝わってきて、「やっぱりテンマクデザインを選んでよかった」と心から感じました。

サーカスTC BIG+の満足ポイント10選まとめ

以上が、サーカスTC BIG+を購入した理由と、実際に使って感じた満足ポイント10選です。
どの項目を取っても使い勝手がよく、デザイン・広さ・通気性など、あらゆる面で非常に満足しています。

ファミリーキャンプを中心に使っていますが、今後も我が家の一軍テントとして長く愛用していきたいと思っています。

ただし、もちろんすべてが完璧というわけではありません。
実際に何度も使用して感じた、ちょっと不便に感じる点や不安な部分も正直にご紹介します。
これから購入を検討している方は、ぜひあわせて参考にしてみてください。

サーカスTC BIG+の不便な点、不安な点

【1】ファスナー位置が少し遠い
サーカスTC BIG+は、ファスナーを下まで閉めると内側から開けるときに少し遠く感じることがあります。構造上の仕様なので仕方のない部分ではありますが、ちょっとした不便さを感じる瞬間です。

ただ、さすがテンマクデザイン。
この小さな不便を解消するために、純正の「ファスナーサポートバー」という便利なオプションアイテムが販売されています。

とはいえ、実際に使っていても「サポートバーを買うほどではないな」と感じています。
ファスナーを下までしっかり閉めるのは主に寝るときくらいで、開けるのは夜間のトイレや朝起きたタイミングぐらい。
そのため、普段の使用では特に大きな不便は感じていません。

ファスナーサポートバー

【2】雨の日の換気が不安
今、一番心配しているのは雨の日の換気です。
もちろん、TC素材の高い耐水性はタープで十分に信頼しているので、雨漏りの心配はありません。

しかし、雨が降ったときに何が不安かというと、暑い時期の換気問題です。
テントの頂上部分にあるベンチレーションは開けると雨が入るだろうし、下部のベンチレーションはファスナーを上から下にスライドして開けるタイプなので、開けてもひさしのような構造にはなりません。

そのため、雨の日はフルクローズにせざるを得ない可能性があり、これが現在の不安点です。

今のところ自分が気になるのはこの2点だけ。
本当に満足していて、ずっと一軍で使い続けたいと思っています!

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