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1997年にスタートした名探偵コナンの劇場版シリーズは、今や毎年の春の風物詩。シリーズ初期の14作品は、ミステリーとしての完成度はもちろん、キャラクターの魅力や人間ドラマがぎっしり詰まったまさに「黄金時代」とも言える傑作ぞろいです。本記事では、懐かしの第1作『時計じかけの摩天楼』から第14作『天空の難破船』までを一気に振り返り、それぞれの見どころと進化の軌跡を追っていきます。
- 【前半】名探偵コナン劇場版シリーズ振り返り(1作目〜14作目)
- 第1作『時計じかけの摩天楼』(1997年)
- 第2作『14番目の標的(ターゲット)』(1998年)
- 第3作『世紀末の魔術師』(1999年)
- 第4作『瞳の中の暗殺者』(2000年)
- 第5作『天国へのカウントダウン』(2001年)
- 第6作『ベイカー街の亡霊』(2002年)
- 第7作『迷宮の十字路(クロスロード)』(2003年)
- 第8作『銀翼の奇術師(マジシャン)』(2004年)
- 第9作『水平線上の陰謀(ストラテジー)』(2005年)
- 第10作『探偵たちの鎮魂歌(レクイエム)』(2006年)
- 第11作『紺碧の棺(ジョリー・ロジャー)』(2007年)
- 第12作『戦慄の楽譜(フルスコア)』(2008年)
- 第13作『漆黒の追跡者(チェイサー)』(2009年)
- 第14作『天空の難破船(ロスト・シップ)』(2010年)
- 【まとめ】初期14作で築かれた「劇場版コナン」の礎
【前半】名探偵コナン劇場版シリーズ振り返り(1作目〜14作目)
名探偵コナンの劇場版シリーズは、1997年から毎年公開されている人気映画シリーズです。ここでは、1997年の第1作『時計じかけの摩天楼』から、2010年の第14作『天空の難破船』までを一挙に振り返ります!

第1作『時計じかけの摩天楼』(1997年)
- 主な登場人物:工藤新一、毛利蘭、毛利小五郎
- ストーリー:連続爆破事件の謎を追うコナン。新一として蘭の誕生日を祝えるかどうかをかけたラストの選択が印象的。
第2作『14番目の標的(ターゲット)』(1998年)
- 主な登場人物:毛利小五郎、妃英理、工藤新一
- ストーリー:小五郎の周囲の人物が誕生日順に狙われる。家族の絆を再確認させられるストーリー。
第3作『世紀末の魔術師』(1999年)
- 主な登場人物:怪盗キッド、服部平次、工藤新一
- ストーリー:怪盗キッドとロマノフ王朝の秘宝を巡る攻防。コナンとキッドの初共演作。
第4作『瞳の中の暗殺者』(2000年)
- 主な登場人物:毛利蘭、佐藤美和子、高木刑事
- ストーリー:記憶を失った蘭を守りながら警察内の犯人を追う緊迫のサスペンス。
第5作『天国へのカウントダウン』(2001年)
- 主な登場人物:灰原哀、黒ずくめの組織
- ストーリー:高層ビルで起こる連続殺人と爆破事件。灰原の過去と組織の影が交錯する。
第6作『ベイカー街の亡霊』(2002年)
- 主な登場人物:江戸川コナン、灰原哀
- ストーリー:バーチャル空間「コクーン」でシャーロック・ホームズの世界に迷い込む。知力勝負が熱い名作。
第7作『迷宮の十字路(クロスロード)』(2003年)
- 主な登場人物:服部平次、遠山和葉
- ストーリー:京都を舞台に、義経の秘宝と剣豪の謎を解く。平次と和葉のロマンスも魅力。
第8作『銀翼の奇術師(マジシャン)』(2004年)
- 主な登場人物:怪盗キッド、毛利蘭
- ストーリー:飛行機内で起きる殺人事件とキッドのトリック。空中での謎解きが見どころ。
第9作『水平線上の陰謀(ストラテジー)』(2005年)
- 主な登場人物:毛利小五郎、毛利蘭
- ストーリー:豪華客船で起こる連続殺人事件。小五郎の推理力が冴える一作。
第10作『探偵たちの鎮魂歌(レクイエム)』(2006年)
- 主な登場人物:全レギュラー陣(コナン、平次、キッドなど)
- ストーリー:全探偵が集結する記念作。爆弾のタイムリミットとの戦いがスリリング。
第11作『紺碧の棺(ジョリー・ロジャー)』(2007年)
- 主な登場人物:毛利蘭、灰原哀
- ストーリー:海底遺跡に眠る財宝を巡るトレジャーハント。蘭と哀の女子バトルも!
第12作『戦慄の楽譜(フルスコア)』(2008年)
- 主な登場人物:コナン、毛利蘭
- ストーリー:音楽ホールを舞台にした音の謎解き。蘭の歌声が物語の鍵に。
第13作『漆黒の追跡者(チェイサー)』(2009年)
- 主な登場人物:黒ずくめの組織、FBI
- ストーリー:複数の殺人事件と組織の影。ジンたちとの駆け引きが加速する。
第14作『天空の難破船(ロスト・シップ)』(2010年)
- 主な登場人物:怪盗キッド、毛利蘭
- ストーリー:飛行船内でキッドが活躍。新型ウイルスを巡るサスペンス。

【まとめ】初期14作で築かれた「劇場版コナン」の礎
第1作『時計じかけの摩天楼』から第14作『天空の難破船』まで、劇場版コナンの初期シリーズは、「ミステリー×人間ドラマ×アクション」という黄金バランスが光る名作ぞろいでした。
コナンと蘭の絆、平次やキッドとの名勝負、そして黒ずくめの組織との初期接触——こうした要素は、以降のシリーズに繋がる“原点”でもあり、何度見返しても色褪せることのない魅力を放っています。
この時代は、物語の“密度”や“緊張感”に特化した構成が多く、キャラクターの背景や成長が丁寧に描かれていたのも特長です。「推理アニメ映画」としての完成度を確立し、毎年の公開を楽しみにするファン層を築き上げた時期といえるでしょう。
そして2011年以降、劇場版コナンはさらなる進化を遂げていきます。
公安、FBI、赤井・安室・キッドなど人気キャラが中心に据えられ、スケールも世界規模へ。次の記事では、第15作『沈黙の15分』から最新作『隻眼の残像』まで、激動の後期シリーズをたっぷりご紹介します!
最後までご覧いただきありがとうございます!
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