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1995年のテレビアニメ放送開始から、長きにわたり多くのファンを魅了し続けてきた『新世紀エヴァンゲリオン』。複雑なストーリー構成と独特の世界観、心理描写でアニメ史に残る名作となりました。本記事では、シリーズを時系列順に整理し、テレビアニメと劇場版の違い・特徴もあわせてわかりやすく解説します。
まずは主要キャラクター紹介
碇 シンジ(いかり しんじ)
本作の主人公。内向的で自信のない少年だが、エヴァ初号機のパイロットとして選ばれる。父・碇ゲンドウとの複雑な関係が物語の軸の一つ。
綾波 レイ(あやなみ れい)
エヴァ零号機のパイロット。感情をあまり表に出さないミステリアスな少女。その存在には物語上の大きな秘密が隠されている。
惣流・アスカ・ラングレー(そうりゅう・アスカ・ラングレー)
ドイツ出身のエヴァ弐号機パイロット。優秀でプライドが高く、シンジに対して強い対抗心を抱く。
葛城 ミサト(かつらぎ ミサト)
NERV(ネルフ)の作戦部長で、シンジたちの保護者的存在。陽気な性格だが、内に深いトラウマを抱えている。
碇 ゲンドウ(いかり ゲンドウ)
シンジの父親であり、NERVの司令官。人類補完計画を推進しており、冷酷な決断を下すこともある。
時系列でみるエヴァンゲリオンのストーリーと作品一覧
テレビアニメ『新世紀エヴァンゲリオン』(1995年放送)
- 話数:全26話
- 内容:
世界を襲う「使徒」と呼ばれる謎の生命体に対抗するため、14歳の少年少女が巨大ロボット「エヴァンゲリオン」に乗り戦う。序盤はロボットアクションとして始まるが、次第にキャラクターの内面や人間関係が深く掘り下げられ、終盤は心理描写が中心に。 - 最終回(第25話・26話):
現実世界での戦いではなく、登場人物たちの「心の世界」が描かれ、多くの視聴者に衝撃と混乱を与えた。

劇場版『新世紀エヴァンゲリオン劇場版 シト新生』(1997年)
- 内容:
テレビ版の総集編(第1章)と、新作の第25話(第2章)を含む作品。心理描写が中心でありながら、やや物足りなさも残る。
劇場版『THE END OF EVANGELION(エヴァンゲリオン劇場版 Air/まごころを、君に)』(1997年)
- 内容:
テレビアニメのラスト2話を補完・再構築した劇場版。人類補完計画のクライマックスを描き、アニメ史に残る衝撃的なエンディングで完結。 - 特徴:
アクション、心理描写、宗教的・哲学的モチーフが濃厚に混ざり合い、観る者に強烈な印象を残す。
『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序』(2007年)
新劇場版シリーズ(リビルド・オブ・エヴァンゲリオン)
テレビアニメ版の再構築として2007年から公開された劇場版4部作。ストーリーや設定に大きな改変が加えられ、全く新しい結末が描かれる。
- 内容:
テレビ版序盤の再構成。ビジュアルが刷新され、新規カットも多数追加。ストーリーはほぼ原作通りだが、終盤にかけて差異が現れ始める。
『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破』(2009年)
- 内容:
原作とは大きく異なる展開。新キャラ「真希波・マリ・イラストリアス」の登場や、アスカの苗字の変更(式波・アスカ・ラングレー)など、物語が完全に分岐し始める。 - 特徴:
アクションシーンの迫力とテンポの良さで高評価。新たなエヴァファン層を獲得した。
『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q(Quickening)』(2012年)
- 内容:
『破』から14年後の世界を舞台にした急展開。登場人物の立ち位置や世界観が大きく変化し、観客に強い混乱と衝撃を与える。 - 特徴:
これまでの流れを覆す構成で、賛否両論を巻き起こした。
『シン・エヴァンゲリオン劇場版𝄇』(2021年)
- 内容:
新劇場版シリーズの完結編。全ての謎と因縁に終止符を打ち、シンジが自らの意志で「終わり」を選ぶ姿を描く。 - 特徴:
過去作への敬意と新たな未来への一歩を示す、感動的なラスト。まさに「エヴァの終着点」と呼ぶにふさわしい作品。

まとめ:エヴァンゲリオンを見る順番は?
エヴァンゲリオンは大きく以下の2パターンで視聴可能です。
旧シリーズ順(オリジナルの流れを体験)
- テレビアニメ『新世紀エヴァンゲリオン』
- 劇場版『Air/まごころを、君に』
新劇場版順(リビルドとしての新たな物語)
- 『序』→『破』→『Q』→『シン・エヴァンゲリオン劇場版』
どちらもそれぞれの魅力があるので、最初に旧シリーズを見てから新劇場版を見るのがおすすめです!
最後までご覧いただきありがとうございます!
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