明日の天気.のおっさんずブログへようこそ!
今回はキングコングの西野亮廣さんのスピーチをご紹介します!
失敗がこわくて行動できない。
失敗してしまって立ち直れない。
強いマインドを持ちたい。
そんな方はぜひ最後までご覧ください。
いつのスピーチ?
今回ご紹介するのは、西野さんが2019年に近畿大学の卒業式にて、ゲストスピーカーとして登壇された時のすぴーちです。
スピーチほぼ全文
ありがとうございます。
西野がやって参りました、よろしくお願いします。
ノープランで出てきましたキングコング西野でございます。
今、私がどういう状況にあるかを改めてご説明した方がいいですよね。
「えんとつ町のプペル」という絵本を2~3年前に出版して結構売れまして、映画化が決定して、映画「えんとつ町のプペル」を作ってるって、そういう段階です。
自分は、「ディズニーを超える」って言っちゃってて。
スタッフには反対されているんですが、映画「えんとつ町のプペル」の公開日を、ディズニーアニメの新作公開の真裏にぶつけて動員数で勝つ。
ってことをやっちゃおうとしています。
僕が超えなきゃいけないディズニーって一体どんなものか知りたくて、ディズニーの収支表を、動員数、興行収入見たら、あの人達、結構売れてるんだ。
説明要りませんよね?
「ベイマックス」とか「アナと雪の女王」とか。
ヤバいな。収支表見たら膝がブルブル震えたんですけど、見ているうちに、ディズニーアニメの弱点について気付いて。
ジャングル系の時はちょっと弱めと分かったんです。
「ここを狙おう」という作戦。
そんな姑息な作戦で、エンタメで世界を獲ろうとしているヤツです。
キングコング西野亮廣はどういうヤツなのかザックリ説明すると、好感度が非常に低いです。
街中で「キングコング西野さんですね」って声かけられて握手しようと手を出すと、「大丈夫です」って言われたりする。
声かけられてフラれたりすることもある。
相方はキングコングの梶原雄太くん、最近はYouTuber「カジサック」として頑張ってる。
ご存知の方いらっしゃいますかね?
非常に頭の悪い・アホなんだ・嫌いなんだ。
ここでカジサックの悪口言ってもいいですか?
皆さんの卒業とは全く関係のない、カジサックの悪口です。
こないだコンビで飛行機に乗った時、チビが僕の前の席に座ったんですよ。
で、離陸してすぐにあのチビが何も言わず椅子をバーンと倒してきたんですよ。
倒していい?の一言もなしに倒してきて、僕は狭かったんですよ。腹立ちましたよ。
でも疲れて寝るんだろうなと思って、眠っている梶原くんを覗いてみると、あのチビ倒した椅子にもたれずに前の机を出してうつ伏せで寝てやがった。
背もたれ部分にすごい無駄なスペースがあるじゃないですか。
私イラッとしましたよ。
倒すんだったらもたれろよ。
前の机使うなら椅子戻せって話じゃないですか。
私イラッとして、カジサックの頭頂部にですね、ペットボトルの水をチョボチョボ、チョボチョボと。
1・2・3・4・5滴・・・。起きないんですよ。
6・7滴・・・。起きないんですよ。
10・20・30滴ぐらいかけた時、あいつの頭ビチョビチョになって、ようやくパッと起きて。
濡れてる頭確認して「わぁ、やってもうた」「やってもうた・・・」って言ったんですよ。
やってまいますか?頭頂部が?
ココ(股間)ならまだしも頭頂部をやってもうたって言う。
そういう相方をもってます。
同期は誰かって言うと、とろサーモンだとか、ピース・ノブシコブシ・なかやまきんに君だとか。
NON STYLEもそうですね。
仲がいいのはNON STYLEの石田くん。
石田の悪口を言います。
NON STYLEの石田、ご存知ですよね?
あの白いヤツです。
お正月に石田くんと一緒にUSJに行ったんですよ。
正月なので行く前に神社でおみくじ引いたんですよ。
おみくじで良いのが出た方が悪い方に命令できることにしよう。
言う事聞かなきゃいけないようにしよう、とゲーム性を持たせてやったところ、僕が大吉、石田くんが大凶を引いちゃったから、僕が石田くんに指示出来るカタチになった。
その状況でUSJに行きましたよ。
「ウォーターワールド」に行ったんですけど、ご存知ですか?「ウォーターワールド」。
700人ぐらいのすり鉢状の客席で水上ショーですね。
行かれた方はご存知だと思うんですけど、「ウォーターワールド」ってショーが始まる前に声出しの練習があるんですよ。
客席を2チームにわけて、悪者が出てきた時にブーイングする練習があるんです。
で、声出しで負けたチームの代表が一人、前に出て水をかけられるって罰ゲームがある。
私はそれを知ってましたから、おい石田、とりあえずお前は最前列に座れ。
僕は最後列であなたにLINEで指示を出すから、その通りに動きなさいよと。
言う事聞かなきゃいけないから、石田くんは最前列に座って、僕は最後列に座って指示のタイミングを待ってた。
声出しの練習が始まって、僕たちのチームが負けたんです。
「負けたチームの代表者出てこい、水をかけてやる」と言うものですから、
「石田!今だ!出ていけ!」とLINEを送ったんです。
だけど石田くんはショーを楽しんでいてLINEに気付いてないんですね。
「誰が出て行くんだろう」みたいな感じになってる。
「石田、出ていけ!」と何度もLINEを送るけど、石田くんずっとドキドキして誰だろ?って。
そうしてたら、僕ら負けたチームの大学生が「僕、いきまーす」って出ていっちゃたんです。
役者は揃いました。
「水をかける人」「水をかけられる大学生」「水をかけられる大学生を押さえる人」がいて役者は揃った。
このタイミングで石田くんがLINEを見て、パッと見てスーって前に出ていったんです。
ヤバいですよね。
700人がザワザワしてます。
「NON STYLE 石田だ」と。
正月の「ウォーターワールド」がザワザワする、石田だ、石田だ・・・。
そんなことより、なぜ、このタイミング!?
石田くんがズルズルにスベってるんですよ。
だってやることがないんだもん。
役者揃ってるもん。
それでも出ていく石田くんに「何するのかな?」と思いずっと見てると、
「水かける人」がいます。
「水かけられる人」がいます。
「水かけられる人を押さえる人」がいます。
石田くんは「押さえる人を押さえる人」をした。
二段構えで押さえる。
スベってますよ会場は!
石田とうとう血迷ったか?ってザワザワ・・・。
でも罰ゲームを執行しないとショーが始まらないから、仕方なくバケツの水をかけたんです。
すると被害に遭う筈だった大学生が、
耳打ちされてるんでしょうね、頭を下げるんです。
そして押さえてた人がパシャーンとかかっちゃうって段取りなんですけど、
さらに後ろに石田くんがいるから、押さえてる人が機転をきかせて頭をスッて下げたんです、
そしたら石田くんもスって下がってそのままパシャーン。
誰も被害がうまれない。
どうするんだ!?
こんなことがありました。
私は気持ちいいのでこのまま喋ってたいけど、先生方に怒られそうだから、それっぽいいい話をして終わります。
一応皆さんより僕の方がちょっと先輩なので、偉そうに言わせてもらうと、
僕たちは今、この瞬間にね、未来を変えることはできないじゃないですか。
「10年後の未来を変えてください」って言っても難しいですよね。
未来を変えることはできないけど、過去を変えることはできる。
例えば卒業式の登場に失敗した過去だとか。
好感度が低かった過去だとか。
相方がアホだった過去だとか。
友達と一緒に恥をかいてしまった過去だとか。
今ネタにすることでネガティブだった過去が輝きを増して、
「登場に失敗して良かった」「好感度が低くて良かった」
「相方がアホで良かった」
「石田くんがドジしてくれて良かった」って思える。
僕たちは未来を変えることはできないけど、過去を変えることは可能である。
ここから皆さん社会に出て挑戦するわけだ。
最高の仲間に会えることも、
最高のパートナーに会えることもある。
最高の景色に出会えることもある。
一方、涙する夜もあるし、挫折もするし、
傷も背負うし、
謂れのないバッシングを浴びることもある。
挑戦にはネガティブな結果はつきもの。
でも大丈夫。
その結果は間もなく過去になって、僕たちはその過去を書き換える事が可能である。
失敗はその瞬間に止まってしまうから失敗なのであって、失敗を受け入れてアップデートして試行錯誤して、成功まで続けてしまえば、あの時の失敗が必要であったことを知る。
つまり理論上、失敗なんて世の中に存在しないって話。
このことを受けて、僕が皆さんに贈りたい言葉は一つだけです。
『失敗なんかしないから、挑戦してください!』
小さな挑戦でも、世界から鼻で笑われるような挑戦でも。
皆さんにはすごく時間があるので、たくさん挑戦してください。
一応、絵本作家だから最後は絵本の話でまとめると、
私は今、「チックタック~約束の時計台~」という絵本を作っている途中なんですけど。
時計台の物語ですね。
時計の物語ですね。
時計ってスゴく面白くて。
長針と短針があって、あいつらは1時間に1回重なるんです。
1時5分で重なって2時10分ぐらいで重なって3時15分ぐらいで重なって。
長針が追い抜いたと思ったら、また4時何分かで重なる。
毎時1回は重なるように出来てるんですけど、11時台だけは重ならないの。
11時台だけは短針が先に逃げ切っちゃって、2つの針って重ならないんですよ。
次に2つの針が重なるのは12時、鐘が鳴るときですね。
伝えたいメッセージが何かというと、
『鐘が鳴る前は報われない時間があるということ』
それは僕にもあったし、今後皆さんにも必ずある。
『人生における11時台』ってのは必ずある。
でも大丈夫、時計の針っていうのは必ず重なる。
だから挑戦してください。
皆さんの挑戦がうまくいくことを願っております。
頑張ってください。
僕は、ちょっと先で待ってます。
いつか一緒にお酒を吞みましょう。
卒業生の皆さま、ご家族の皆さま 本日はご卒業おめでとうございます。
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