韓国、済州島の地元グルメをご紹介![第1弾]

韓国グルメ

明日の天気.のおっさんずブログへようこそ!!
実は自分、年に数回、多ければ10回以上も韓国の済州島を訪れます。
完全に仕事で、遊ぶ暇は全くありませんが。。。
ですが、食事だけは好きなものを食べてエンジョイするようにしています♪
そして自分が入るのは地元民で賑わう地元のお店がほとんどです。
そこで、自分が一人で飛び込んでみたお店や、仕事相手の地元の方に連れて行ってもらったお店など、激ウマな韓国グルメをご紹介したいと思います!
これから済州島に遊びに行かれる方に絶対おすすめのお店がたくさんあるので、ぜひご覧ください!
(1記事に1店舗ずつ書いていきます)
それでは、どうぞ♪

自分がいつも滞在しているエリアを紹介!

自分はいつも、済州島の中でも北側のエリア(済州市内)に滞在します。
現地で日本語を話せる方には「新町(しんまち)」と言えば伝わるエリアです。

いつも「チェジュ サン ホテル & カジノ」(以下、サンホテル)というホテルに宿泊していて、その周辺で食事をする事が多いです。「メゾングラッド チェジュ」というホテルにもたまに泊まりますが、そのホテルも歩いて10分圏内なので、エリアは変わりません。
サンホテルは空港からタクシーで10分程度、6000ウォンぐらいで着きますし、五つ星ホテルです。ですが特別高いという事はなく、フロントかロビーにほぼ毎日一人は日本語が通じるスタッフがいます。朝食時、1回のレストランにいる日本語を話せる青年は「過ぎる」ほどに丁寧に接客してくれます♪
個人的におすすめのホテルです。

今回ご紹介するお店の場所と外観

お店の場所はサンホテルの目の前の道路を南に渡ってすぐ。ホテルの敷地を出て徒歩30秒です。

Googleマップのストリートビューが更新されていないみたいで現在の外観とは違っています。
全体の写真はないのですが、現在の外観がこちら。

第1弾はサムギョプサルをご紹介!

自分は2ヶ月に1回ぐらいは自宅に友達家族を呼んでパーティーするほどサムギョプサルが好きで、日本でも色々なお店で食べてきました。
ですが、ここのサムギョプサルはそれまでに食べたサムギョプサルとはレベルが違いました。。。
済州島の他の店でも食べた事はありますが、自分が食べた中では間違いなく1番です。

※入店前の注意点※

済州島は昔、日本人観光客が多かったので、比較的日本語を話せる人は多いです。
ですがこのお店は日本語は通じません。
そして、注文は二人前からになります。

この二点には注意してください。

自分的、これだけ言えればなんとかなる言葉。

料理の紹介の前に、韓国語を話せない自分がなんとか食事をするために覚えた、最低限の単語をご紹介します!僕はこの単語集だけでなんとか食べたいものを注文して楽しめてます♪

  • ビール「メッチュ」
  • 焼酎「チャミスル」
  • 1「ハナ」
  • 2「トゥゲ」
  • 3「レゲ」
  • 4「セゲ」
  • 右「オロンチョ」
  • 左「ウェンチョ」
  • トイレ「ファジャンシル」
  • 領収証「ヨォンシュジュン」
  • ください「チュセヨ」
  • ありがとう「カムサハムニダ」
  • 美味しい「マシッセヨ」
  • 店員を呼ぶ「ヨギヨー」

違う!そうじゃない!というご意見もあるかもしれませんが、自分はこのカタカナをそのまま読んで伝わっているので、お許しください。

そして済州島では例えば、「刺し身屋」「豚足屋」「豚屋」など、呼び方は自分が勝手に呼んでいますが、ある意味専門店がほとんどです。なので言葉が話せなくてもなんとか食事ができるんです。

初めて入った時の自分の脳内。

一番右に写っている「焼黒猪五花肉」というやつがウマそうだ。写真を撮ろう。
猪と書いてあるが、見た目はサムギョプサル、たぶん豚だろう。
そう思いながらさっそく入店した。

まずは分からん韓国語に対して頑張って空気を読まないと、そう思っていた。
が・・・地元の店すぎて、客が入ってきてもまさかの無視www
他に客はおらず、テーブルの上も足元も何かは分からないが荷物が広がっている。
おそらく大将だと思われるおっちゃんが一人見えるだけで、店員も他にはいない。
厨房の中の大将と目が合うものの、適当に座れという雰囲気。。。
荷物が置かれていない一番奥のテーブルを指差し「ここえーか?」という雰囲気を出してみる。
おそらく「えーで」という意味であろう韓国語が返ってくる。
もうかなり楽しい♪

席に座ると大将が来た。
入店前に撮った写真を見せて「ディスワン」と言いながら「焼黒猪五花肉」を指さす。
大将が渋い顔をして「トゥゲなんとかかんとか」言っている。
「ハナ、ハナ」と一人だと伝える。
それでも「トゥゲなんとかかんとか」と言っている。
「ハナ、ハナ」と、いやいや一人やて。と返す。
大将の突然の英語「ハナ、ノー。トゥゲ、オンリー」。
なるほど、注文は二人前からか!
最悪残すか・・・。OK、トゥゲOK!と伝える。
大将は「分かった」という表情。
立ち去ろうとする大将を「ヨギヨー」と呼び止める。
「メッチュ、トゥゲ、チュセヨ」。
大将がちょっと笑顔になる。
「相手が理解できることばで話しかければ、それは相手の頭に届く。相手の母国語で話しかければ、それは相手の心に届く」 ネルソン・マンデラの名言が頭に浮かぶ。

すぐにメッチュが来る。
日本のビールに比べるとかなり薄いが、飲み慣れるとこれはこれでウマい。
韓国の人はこの薄いメッチュにチャミスルなどの焼酎を混ぜて「爆弾酒」という飲み物を飲む。
最初は自分はあまり好まなかったが、慣れるとこの飲み方もウマい。
ただ今日はホテルで缶ビールを何本か飲んでから来たから、メッチュだけにした。

鉄板が温まった頃になると肉と野菜が乗ったお盆を持っておばちゃんが出てきた。
済州島では、たいてい店員さんが焼いたり切ったりしてくれる。
客はそれを眺めてよだれをたらすだけだ。

アホみたいに長い肉のまま出てきて焼きながら切る店が多い中、比較的小さく切った状態の肉が鉄板に並べられる。
ニンニクも自分でのせて焼いていく。豚の油をまとわせたいから、鉄板の低い方にのせ、流れてくる油を見つめる。ニンニクがだんだん半透明になっていくのを見ていると一段とお腹がすいてくる。
あれ?そう言えば写真にあったエリンギは?とツッコミたいが、無理だ。
そしてやはり二人前は多いなと、少し後悔する。
おばちゃんは、自分が韓国語が分からない事にはお構いなく、ガンガンしゃべってくる。
ただ、目の前の料理のことだけにしぼって聞けば、身振り手振りも手伝ってなんとか理解できる。
おばちゃんが持つトングが、はっぱ、味噌、キムチの上空をグルグル旋回しはじめた。
もう食べていいようだ。
食べる前に写真を撮って嫁に送ろう。

はっぱに味噌をのせ、豚肉、玉ねぎ、ニンニクをオン。からそうなやつがかかったネギとキムチも一緒に包んで一気に口へ。。。

なんやこれ、美味すぎん?

やわらか、あぶらやば、薬味うま。

この感動を共有する相手がいないのが悲しくなるほどに、ウマい。
今まで食べたサムギョプサルとはレベルが違う。
どんどん箸が進む。
ネギが無くなりそうだ。
おばちゃんがスッと追加ネギを持ってきてくれる。
韓国では頼んだ料理以外に出てくる、キムチなどの小皿的なものはおかわり自由だ。
よほど幸せな顔をしてたんだろう。
おばちゃんがニコニコしてネギを置く。
誰かに聞いて欲しく思わず出た、、、「マシッセヨ!」。
おばちゃん、さらに満面の笑顔で突然、超ペラペラのイングリッシュ。。。
いやなんでwww
思わず日本語でつっこんでしまったが、どうやら「どっからきたんや?」と聞いている。
もちろん英語も話せないが、なんとなく理解できるし、返事も大体で話せば相手が頑張って理解してくれる。と、思っている。数年前日本で、早朝に携帯をなくしたフィジー人を助けた時もなんとかなった。
「アイム、フロム、オオサカ。」
済州島は初めて?遊びに来たの?一人?優しい英語で話してくれるおばちゃんと、なんとなく英語で会話をするのも楽しい。おばちゃんは叔父さんが大阪の鶴橋に住んでいるらしい。自分も鶴橋の事は知っているので少し親近感が湧いた。
あーだこーだと言ってるいる内に、気付けば肉は全部食べきっていた。
おばちゃんの話では済州島の黒豚らしい。
確かなウマさの豚だった。

個人的に思う、このお店のいい所。

個人的に思う、このお店のいい所は、プラスアルファが出てこない事です。
例えば、カニ屋さんに行くとメインのカニを蒸している間に刺身やチヂミやグラタンなど色々出てきてカニの前にお腹いっぱいになってしまうことがあったりします。豚足屋さんに行くとお腹いっぱい食べた後にチゲ鍋が出てきたりもしますし、牛屋で焼肉を食べて帰ろうとするとチゲとご飯が残ってるからちょっと待てと止められた経験もあります。もちろんサービス(現地では当たり前)のつもりで出してくれるし、ありがたいんですが、お腹いっぱいの所に鍋が出てきて、ほとんど手をつけずに退店するのは申し訳なくなるんですよね。。。
そういうのが、ない。想定外の料理が、出てこない。一人の時は特にそこがいいポイントです。

気になるお値段は・・・。

初来店では「焼黒猪五花肉」二人前とメッチュ3本をいただきました。
会計は48,000ウォン。クレジットの請求では5,108円でした。
安くはないですが、値段だけの価値は十分にあるサムギョプサルです。

初来店のその後。

その後、3ヶ月後ぐらいにまた行きましたが、「わし、あんたの叔父さんが鶴橋に住んでんの知ってんで!」って言っても、「すまん、覚えとらんわー。」とのこと。おばちゃんは全く覚えてくれていませんでしたw
味は相変わらず抜群に美味しくて、日本から一緒に行っていた人も絶賛してくれました♪相変わらず地元の店すぎて、「こんな所よく一人で入ったな!」って言われましたけどねw
しかもその日は地元の常連なんだか、身内なんだか、友達なんだか、よく分かりませんが、おっちゃんが8人ぐらい、入ってすぐのテーブルに集まっていて、おそらく誰かが釣ってきたであろう魚をテーブルで捌いて酒盛りしてたので、うるさいうるさいwww大将もおばちゃんも楽しんでしまって「ヨギヨー!」の声も届かないw
より地元の雰囲気を感じながら美味しい食事ができました!

第2弾は・・・?

元々、ブログに載せようと思って写真を撮っていなかったので文章ばかりの記事になってしまいましたが、最近はできるだけたくさん写真を撮るようにしています。今の時点で何軒か写真があるので、順番にご紹介していきたいと思っています。
第2弾は、サンホテル近くにある「ウナギ屋」をご紹介します!日本とは全く違う食べ方で、意外と思われるかもしれませんが、めちゃくちゃウマいので、お楽しみに!

最後までご覧いただき、ありがとうございます♪

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