タープを陣幕代わりに!簡単な風除けの作り方と設営方法

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キャンプ中に風が強くて、料理や食事に苦労した経験はありませんか?

せっかくキャンプに来たのに、コンロの火が安定しなかったり、テーブルの上の食器が飛ばされそうになったりすると、なかなか落ち着いて過ごせませんよね。

自分も前回、高原のキャンプ場でイワタニの「タフまる」を使っていて、お湯を沸かすのにも一苦労するほどの風に悩まされたことがありました。

そこで思いついたのが、手持ちのタープを陣幕代わりに使う方法です。

専用の陣幕を持っていなくても、タープとポール、ペグ、ガイロープを使えば、簡易的な風除けを作れるのではないかと思ったのです。

実際に試したところ、一人で考えながらやっても設営時間は約5分で済み、テーブル周辺の風を軽減することができ、プライベート感も生まれました。

今回は、そんなタープを使った簡易陣幕の作り方を、実際のキャンプ写真とともに紹介します。

※今回紹介するのは自己流の設営方法です。メーカーが推奨する設営方法ではなく、耐風性や安全性を保証するものではありません。特に強風時はタープが大きな風圧を受けるため、設営や使用は自己判断でお願いします。

タープを陣幕代わりにするとどんな感じ?

まずは、実際にタープを陣幕として設営した様子をご紹介します。

こちらが完成した簡易陣幕です。
思いつきで設営したものですが、想像していた以上に陣幕らしい形になりました。
設営にかかった時間も約5分ほど。
ちなみに、写真に写っている赤い矢印のポール2本は、今回の簡易陣幕には関係ありません。

内側から見るとこんな感じです。
専用の陣幕ほど見た目が整っているわけではありませんが、風を遮るだけでなく、周囲からの視線を適度に遮る効果も期待できます。
ちょっとしたプライベート空間を作れるのも、この設営方法の魅力です。
風を受けてふくらんでくるので、倒れるようなものは近くには置けません。

タープを使った簡易陣幕の作り方

ここからは、実際に行った設営方法をご紹介します。

基本的にはタープを二つ折りにして、両端をポールで支えるだけのシンプルな構造です。

使用したタープと必要な道具

今回使用したのは、このような3m×5mの長方形タープです。

使用する道具は以下のとおりです。

  • 3m×5mのタープ
  • タープ用ポール2本
  • ガイロープ
  • ペグ
  • ペグハンマー

特別な道具は必要なく、普段のタープ設営に使用しているキャンプ用品を活用できます。

ただし、タープの形状やループの位置によっては、同じ方法で設営できない場合があります。

タープを二つ折りにしてペグダウンする

まずは、タープを二つ折りにします。
次に、重なった角のループをペグダウンします。
二つ折りにしているため、上下に重なった2つのループ両方にペグを通します。
これで簡易陣幕の下側が固定されます。
他のループも地面にペグダウンした方が強度が上がりそうですが、少しは風が抜けるようにしようと判断し両端だけにしました。

風下側にペグを打ってポールを立てる

続いて、タープの折り目部分にあるループを利用して、風下側にポールを立てます。
ガイロープ用のペグは少し外側に打ち込み、ポールの足元は少し内側にセットすると安定します。
ポールの角度はかなり風上側に倒すイメージです。

反対側も同じようにポールを立てれば完成

反対側も同じ要領でポールを立てれば、簡易陣幕の完成です。
作業自体はとてもシンプルなので、慣れているキャンプ道具を使えば短時間で設営できます。
今回は約5分で完成しました。考えながら一人やって、です。

専用の陣幕を購入しなくても、手持ちのタープを活用できるのはうれしいポイントですね。

タープの簡易陣幕は風除けとして使える?

今回、この設営方法を試したのは、ゲレンデにあるキャンプ場です。
当日は風速7〜8m/sほどの風が吹いており、突風ではさらに強く感じる場面もありました。
そんな環境で使用した感想をご紹介します。

テーブル周辺の風を軽減できた

最も効果を感じたのは、テーブル周辺の風除けです。
陣幕を設置する前は、タフまるを使っていてもお湯を沸かすのに苦労していました。
ところが、タープを陣幕代わりに設置したところ、テーブルの上は驚くほど落ち着いた環境になりました。
もちろん、風を完全に遮断できるわけではありません。
それでも、今回のキャンプでは風除けとして十分に役立ってくれました。

2泊3日のキャンプで使用した結果

今回のキャンプは2泊3日。
その間、簡易陣幕を使用していましたが、一度ガイロープが切れてしまい、ロープを張り直す場面がありました。それ以外では大きな問題はありませんでしたが、風の強さによっては定期的なチェックが必要かもしれません。
就寝中はガイロープをゆるめ、ポールを地面に寝かせて、タープはペグダウンしたまま巻いて百均で売っているようなマジックテープのバンドで3か所ほどとめていました。

風向きが変わっても大丈夫?

この設営方法では風向きが変わったら崩れるのでは?と思う方もいると思います。
ですが実際には、途中で真反対から風が吹く場面もありましたが、その際に陣幕が倒れることはありませんでした。
ですが、風を受けて幕が帆のように膨らむので、その幅を考えて道具を配置する必要があります。
自分は幕内側はボックス類やクーラーを置いてテーブルやイスを圧迫しないようにしていました。

タープを陣幕代わりにする際の注意点

手軽に設営できる簡易陣幕ですが、安全面では注意が必要です。
特に意識しておきたいのが、タープが受ける風圧です。

そのため、次のような点に注意してください。

  • 強風時や突風が予想される状況では使用しない
  • ペグがしっかり固定できる地面か確認する
  • ポールやガイロープに無理な力がかかっていないか確認する
  • 就寝中や無人の状態では設置したままにしない
  • 火気との距離を十分に確保し、タープの近くでコンロなどを使用しない

今回のようにガイロープが切れてしまう可能性もあるため、設営後も定期的な確認が必要です。
また、タープの素材によっては熱に弱いものもあります。
風除けとして設置したタープの近くで火気を使用すると、熱による損傷や火災につながるおそれがあるため、十分な距離を確保してください。

まとめ|手持ちのタープで簡易陣幕を作ってみた

今回は、3m×5mのタープを使った簡易陣幕の設営方法をご紹介しました。
専用の陣幕ほど見た目が整っているわけではありませんが、手持ちのキャンプ用品を活用できるのは大きなメリットです。
実際に設営してみると、作業時間は約5分。
テーブル周辺の風を軽減できただけでなく、周囲からの視線も適度に遮られ、プライベート感のあるキャンプサイトになりました。
一方で、今回のキャンプではガイロープが切れるトラブルも経験しています。
簡単に設営できるからこそ、安全性を過信しないことが大切です。

タープを陣幕代わりに使うというアイデアは、専用の陣幕を持っていない方にとって、一つの選択肢になるかもしれません。

ただし、メーカー推奨の方法ではないため、使用するタープの仕様や天候を十分に確認し、無理のない範囲で活用してください。

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